物が二重に見える事はありませんか?

 

 『片眼ずつで見ると二重に見える』 という場合は、

    

   乱視などの 眼球自体の病気を 疑いますが、

     

  『両眼で見ると二重に見える』症状を 『複視』 といいます。

   

 

  眼球には 6本の筋肉が 付いています。

    

   これらの筋肉の動きで あらゆる方向に 眼を動かすことが できます。

 

   この筋肉を支配する神経に 障害が起こると、

 筋肉の動きが 悪くなります。

     

 これを 『眼筋麻痺』 といいます。

    

 何らかの原因で 神経に障害が生じ 『眼筋麻痺』 が起こると、

    

 『複視(物が二重に見える)』 が起こります。

   

      

  複視を起こす主な原因

    

        ・脳梗塞や脳出血

           

   ・糖尿病、高血圧

           

   ・眼球運動を支配する神経に異常が起きた場合

        

   ・眼球運動を支配する筋肉の病気によるもの

  

   ・外傷によるもの

   

   ・その他

        

   治 療

   

  原因となる疾患、外傷を 特定の上、その治療を行い

  

  二重に見える事に対しては、プリズム眼鏡 (光を屈折させるレンズを用いた眼鏡) を

  

  装用することにより、複視を軽減させることが できます。

    

     

       

  下の写真は 実際複視が発生した患者様から頂いた

      複視の症状の写真です。

  

  複視が発生すると このように だぶって見えてしまいます。

        

      

      

      

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