前回、近視についてお話をさせて頂きました。

当院のトップページから現在リンクをはっていますが、お子さんの近視の進行を抑制する眼鏡レンズ、という事でご案内をさせて頂いているメガネがあります。

※平成29年11月にカールツァイスビジョンジャパン社より、MCレンズの発売が中止になるとの連絡がありました。現在、新規の方の処方は受け付けておりませんので、宜しくお願い致します。

 

人は近くを見るとき、毛様体筋という筋肉を収縮して水晶体の厚さを調節して、ピントを合わせます。これを調節といいます。
近くになればなるほど調節する力を多く必要としますが、その調節をする力が不十分である事によって、網膜に焦点を合わす事が出来ず、網膜後方に焦点がずれてしまいます。
日常ではこの様なずれによるぼやけの自覚はありませんが、これが長時間続くと、網膜に焦点が合う様に、眼球が伸びると言われています。

この眼球の伸びが近視の進行へとつながります。

前述したMCレンズは、近くを見る時の調節を軽減させる為、網膜へ焦点を合わせやすくします。
近視の抑制効果には個人差がありますが、お子さん用に設計されたレンズです。