今年の夏は酷暑が長く続き、9月に入ってもまだまだ日中の暑さが厳しく、体に堪えますね。
この暑さももう少しの辛抱でしょうか。

先月お盆明け、暑さを逃れ、涼を求めて、家族で白馬の八方尾根にある八方池までトレッキングに行ってきました。
松本から八方尾根の黒菱ゲレンデまで車で約1時間半、2台のリフトを乗り継ぎ八方山荘まで移動し、そこから登山道を約1時間半歩いた先、標高2060mの世界に八方池があります。

標高1800m付近までリフトが連れて行ってくれ、整備された木道の登山道が、初心者の子供達や体力のない私にもやさしく、途中で目の前に広がる五竜岳、鹿島槍ヶ岳、シモツケソウやアザミなどのかわいらしい高山植物を眺めながら足を進めると、飽きることなくあっという間に八方池に到着します。

池周辺は下界よりも10~12℃程気温が低く、風も強かったため、肌寒いくらいの陽気でした。
天候は変わりやすく、最初、池の奥に見えるはずの景色は、霧や雲におおわれて見えませんでしたが、雲が晴れて青空と白馬連峰の山肌が顔を出す時間もあり、山々の姿とそれを水面に写す八方池の絶景を少しの時間、間近で眺めることができました。
ほんのひと時、下界の暑さを忘れ、大自然に癒され、パワーをもらって帰ってきました。

信州は気軽に楽しめる自然が近くにたくさんあります。
来年の夏も信州の色々なところを楽しく満喫したいです。