10月10日は「目の愛護デー」でした。みなさんご存知でしたか?

眼の健康を守るために制定された記念日で、厚生労働省がメインとなって毎年、全国各地で目の大切さを呼びかけるための運動やイベントが行われています。

人間の体の外から受ける情報の80%は目から入るといわれていて、人にとって眼はとても大切なものです。
昨今は大人だけでなく子供も日常的にモバイル端末を使う機会が増えていて、スマートフォンやタブレットなどを使用してアニメなどを見ることも多くなっています。そういった端末の画面の光が目に負担をかけ、目の健康を損なうことも少なくありません。長時間画面を見続けることで、ドライアイを引き起こすことも多く、目の乾きだけでなく、目の痛みや疲れ、物の見えにくさなどから始まり、頭痛や肩こりなど全身の不調が現れる恐れもあります。

日常生活にデジタル機器が欠かせない今だからこそ、目の愛護デーをきっかけに、目の大切さや目の健康のためにできることを、大人も子供もみなさん一緒に考えてみませんか。

厚生労働省では「守ろう目の健康、防ごうアイフレイル※ 年に一度の眼科健診で健康寿命をのばしましょう」を標語として、運動も展開しています。長野県眼科医会は、10月10日の信濃毎日新聞に、県下の眼科医会の紹介とアイフレイルに関する内容を掲載しました。

眼の不具合や不快感、気になる症状があったら、放置せず眼科で検査を受けましょう。歳のせいとかたづけないで、自分自身の目の状態を振り返る機会として、一度眼科を受診してみてはどうでしょう。
この機会に是非、眼科までご相談ください。

※アイフレイルとは
加齢に伴って眼が衰えてきたうえに、様々な外的、内的要因が加わることによって、目の機能が低下した状態のことです。